【独立・起業】までのロードマップ －知っておきたい知識や押さえておきたいポイントー
独立や起業を検討する際に必要となる知識や、押さえておきたいポイントをダイジェストでまとめました。
知らなきゃ損！【独立・起業】するときに必要な手続きに関する情報
実際に独立や起業をする際、いろいろな手続きが必要になります。ここでは基本的な手続きをまとめました。
1：開業届けを出しましょう
勤めていた企業を退職し、個人事業主としてスタートを切るためにはまずは「開業届」を出すことになる方が大半ではないでしょうか。
意外と簡単な手続きで「開業」できてしまうことに驚かれる人も少なくないはず。
とはいえ、開業届を出すにあたって必要になる屋号などは事前に検討・準備する必要はあります。
関連コラム：＜手続き関連-1＞個人事業主の開業手続きは簡単？法人との違いとは
関連コラム：＜手続き関連-2＞屋号って必要？登録するメリットや注意点を解説
2：事業開始に必要な準備を始めよう
個人事業主として活動するにあたりまず準備したいものは「メールアドレス」などの連絡情報です。
Gmailなど無料で作成できるアドレスで作成することが最も簡単かとおもいますが、開業時に決めた屋号でドメイン取得してWEBサイトを作成する場合はそのドメインでメールアドレスを設定する方法もあります。
関連コラム：＜手続関連-3＞個人事業主のメールアドレスはどうする？ドメイン取得のメリットなどを解説
ほかには、事業用の銀行口座や専用住所を取得するなどがあります。
しかし開業後本当に必要になるものかどうか見極めつつ準備するほうがよいでしょう。
事業の軌道が乗らなければ元も子もありません。
関連コラム：＜手続関連-4＞個人事業主に事業用の住所は必要？ メリット・デメリットや活用法などを解説
関連コラム：＜手続関連-5＞個人事業主は事業用の銀行口座とカードを作ろう！ メリットや注意点を解説
【独立・起業】を継続していくための”初期段階”に注意したいポイント
開業届を出し、晴れて個人事業主として活動開始！前述の準備なども進めていくうちにだんだんと見えてくるのが「案件受注の難しさ」ではないでしょうか。
そこで独立・起業して間もない”初期段階”に注意したいポイントをまとめました。
1：案件受注が目下の悩みに
個人事業主やフリーランスとして”駆け出し”の頃は誰しもが実績がない状態になります。
とはいえ何も形にしなければ、独立・起業したことすら誰も気が付くことはないでしょう。
過去の経歴やポートフォリオ等を公開、発信することでクライアントに興味・関心をもってもらう必要があるでしょう。
幸いにもここ数年でクラウドソーシングのプラットフォームは増えており、そういったサービスを活用するのもひとつです。
関連コラム：＜受注関連-1＞フリーランスが新規案件を取るにはどうすれば良い？おすすめの方法を紹介
しかしそうしたクラウドソーシングサービスにおいても、埋もれてしまいかねないのが、初期段階の個人事業主やフリーランス。
一方で、クライアント企業と個人事業主・フリーランスのニーズや能力に応じて、最適な案件をマッチングするデジフレなら、個人でのやり取りよりも効率的に案件を獲得できるケースもあります。
自分の特性にあったサービスをうまく併用していくことで初期段階の受注を確保すると良いでしょう。
2：受注前に確認したいポイント
独立初期、案件獲得に不安になるあまり、業務内容をあまり良く確認せずに安請け合いしてしまって大失敗！なんてことは良く聞く話です。
大きなトラブルにならないように最低限の知識はしっかり押さえておきましょう。
関連コラム：＜受注関連-2＞個人事業主の契約内容はどうすればいい？業務委託のポイントなどを解説
３：情報発信することの重要性
企業に勤めていることには意識しなくてもいいことが独立後は必須になることも。
その一つには”情報発信”が含まれるでしょう。
前述の「クラウドソーシングサービス」などに登録することもその一つになりますが、自身のホームページを持つということも検討しましょう。
過去の経歴やポートフォリオ、現在提供するサービス内容などを発信することでクライアントの判断材料を一つでも多く提供することが重要になるでしょう。
関連コラム：＜受注関連-3＞個人事業主にホームページは必要？ 必要性やメリット・デメリットなどを解説
また、SNSを活用することも重要です。
ひとつでも多くの発信チャネルを持つことで、一人でも多くの人に自分のサービスを知ってもらうことに繋げる活動が必要です。
関連コラム：＜受注関連-4＞個人事業主はSNSの活用を！運用のポイントなどを解説
４：情報を取り続ける姿勢
組織に属さなくなったことによって、様々な情報、とくに旬な情報がリアルタイムで入ってこなくなるというデメリットを感じ始めるケースもあるかもしれません。
自身のサービスや事業を継続していくためには、自身を取り巻く環境や市場の変化などにもしっかりついていく必要があります。
一番気を付けたいのは”法律の改変”です。これは「知らなかった」では済まないことですので、自身でしっかり情報取得しアップデートしていく必要があります。
近年の改正で、特に個人事業主にとって重要なものはインボイス制度の導入と電子帳簿法改正です。それぞれ内容を把握したうえで、早めに対応できるよう準備しておきましょう。
関連コラム：インボイス制度で何が変わる？対応方法や電子帳簿保存法との関係も解説
関連コラム：電子帳簿保存法が改正！変更点や気をつけるべきポイントを解説
ここまで、【独立・起業】までに知っておきたい知識や押さえておきたいポイントをご紹介しました。
いずれは独立を…と検討中の方は上記をふまえたシミュレーションをしてみると良いでしょう。
いずれは独立を…と検討する方へ
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