TOP > お役立ち情報 > <受注関連-3>個人事業主にホームページは必要? 必要性やメリット・デメリットなどを解説

<受注関連-3>個人事業主にホームページは必要? 必要性やメリット・デメリットなどを解説

個人事業主として独立する際、気になるのが「自前のホームページを作るべきか」という問題です。新規顧客の獲得や認知度アップのために持っておきたいけれど、手間をかけて作成する必要はあるのか疑問を持っている方も多いかもしれません。そこで本記事では、個人事業主がホームページを作る必要性やメリット・デメリットなどを解説します。

個人事業主はホームページを持った方が良い

結論から言うと、ホームページはあると役立ちます。ただし、絶対に必要というわけではありません。ネットを経由せず、人脈などリアルのつながりだけで事業を継続・成長させることができるのであればなくても問題ありませんが、そうでないなら持っておいた方が良いでしょう。

メールアドレス作成のためにドメインを取得している場合、同じドメインでHPを作成できるためそれほど手間はかかりません。トップページを作成し問い合わせフォームを設置すれば、窓口の役割を持たせられます。

個人事業主になったばかりの段階であれば、まずはプライベートなどですでに操作に慣れているSNSの活用から始めるのも一つの手です。ホームページの目的は認知や集客であり、同じ役割はSNSでも果たせます。

ホームページを作成する際には、「検索されること」をイメージして作るのがポイントです。検索でホームページにたどり着く人の立場になることで、ホームページの主がどういう人物なのか、どういう仕事・活動をしているのか、ポートフォリオはあるのかなど、訪問者にわかりやすく伝えられるコンテンツ作りを意識できます。

個人事業主がホームページを作成するメリット

個人事業主にとって、ホームページは事業やサービスの概要を伝える手段になるだけでなく、「案件獲得」「信頼度向上」など、さまざまなメリットをもたらします。具体的なメリットは以下の5つです。

1.新規案件の獲得につながる

1つ目のメリットは、新規案件の獲得に結びつく点です。
現代は気になる情報があれば何でも検索するのが当たり前の時代ですが、個人事業主の名前や屋号も例外ではありません。

興味を持った人が検索しホームページにたどり着けば、問い合わせフォームなどから仕事を依頼することも考えられます。もともと興味があって検索するため、ホームページで事業やサービスの詳細を把握すれば、さらに関心を持ってくれる可能性が高まります。

2.信頼度が上がる

2つ目のメリットは、信頼度が上がる点です。
個人事業主は、事業規模や継続性といった点から、一般的に法人より信頼度が低くなりがちです。加えて、ホームページがないと実態が見えにくくなり、より信頼性に疑問を持たれてしまうおそれがあります。

そのため、クライアントからの信頼を確実に得るためには、ホームページで事業内容や活動の実態がわかるように発信することが大切です。ポートフォリオなども掲載しておくとさらに効果的でしょう。

3.情報を明確に、かつ常に発信できる

3つ目のメリットは、情報をわかりやすく、かつ常時発信できる点です。

ホームページでは文字だけでなく、画像や動画なども駆使して事業やサービスの概要、事業主のビジョン、実績などを伝えられます。そのため、メール・メッセージでのやり取りやSNSの発信よりも、一度に多くの情報をわかりやすく知ってもらえます。

また、発信・掲載した情報を、ユーザーがいつでも好きなときに閲覧できる点もホームページの魅力です。

4.アクセス解析で集客力・売上アップにつながる

4つ目のメリットは、アクセス解析を行うことでさらに集客や売上アップを狙える点です。

Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどの解析ツールを活用することで、訪問者の属性や興味関心などが見えてきます。たとえば、訪問者が検索エンジン経由(オーガニック検索)なのかSNS経由なのか、もしくは他のページのリンクをたどってきたのかなどを把握できるほか、どんな検索ワードでたどり着いたのかなども分析可能です。

アクセス数や滞在時間なども見ながらユーザーの属性を分析した上で、ターゲットに刺さるホームページにすることで、より多くのアクセスを獲得でき、集客力・売上アップに結びつけることができます。

5.自身のサービスや強みを客観視できる

5つ目は、自分自身の強みを客観視できる点です。

ホームページに自身のサービスや事業内容を掲載することはもちろん、競合との差別化ポイントやアピールポイントなども発信することで、自身の強みを明確に把握できるようになります。

いわば、他者視点で個人事業主としての自分を俯瞰することで、どんな点をPRすれば効果的か、どのようなブランディングをするべきかなどを客観的に分析できるということです。

個人事業主がホームページを持つデメリット

一方で、個人事業主がホームページを持つ際には以下のようなデメリットもあります。

1.作成や運営に手間と費用がかかる

ホームページを自分で作成する場合、当然のことながら時間がかかります。ドメイン取得やレンタルサーバーの費用はもちろん、ワードプレスで作成するのであれば有料テーマを導入する費用も必要です(機能は劣るものの、無料テーマもあり)。

また、ホームページそのものを作成したあとも、個別のページ作成やデザインのカスタマイズなどで手間がかかることも考えられます。

こうした手間は外注サービスを活用することで大幅に削減できますが、その一方で自分で作成・運用するよりも費用は非常に高くなります。

2.すぐに成果が出るわけではない

ホームページを作成しても、すぐ成果に結びつくわけではありません。ホームページをきっかけに案件を獲得するには、一定の人数がサイトを訪れる必要があり、そのためにはある程度の時間を要するからです。

また、「ドメインパワー」と呼ばれる検索エンジンから見たサイトの信頼性も、最初のうちはそれほど高くなく、検索で上位掲載されないことも珍しくありません。そのため、投じた時間や費用に比べ(特に最初のうちは)得られる成果が小さいと感じる可能性もあります。

SEO対策やSNSとの連携なども行いつつ、コツコツとHPのクオリティを上げていくことが大切です。

こうしたことから、特に個人事業主になったばかりの場合、ホームページの運用のみでは初期受注に不安を持つ方も多いのではないでしょうか?そこで以下では、初期受注の不安を解消する個人事業主向けのサービス「デジフレ」をご紹介します。

デジフレ登録を併用して初期受注の不安を解消!

「デジフレ」は、デジタル分野に知見のある個人事業主向けの業務委託支援サービスです。

運営元は、デジタル分野の人材エージェントとして業界トップクラスの実績を持つウィンスリーです。同社が支援する大手企業の案件が中心のため、高単価・好条件の求人情報が揃っています。

デジタル分野の現場経験や知見を持つメンバーが間に入り、企業と個人をマッチングするため、ミスマッチが少なく独立初期の受注に関する不安を解消できます。デジフレで積み上げた実績をホームページでPRするなど、相乗効果を狙える点も魅力です。

デジタル分野の業務委託にご関心の方は、下記ページよりぜひご登録ください。

個人事業主の方の登録はこちら